クリニック通信

子宮頸がんワクチンについて

最近発表された論文で、子宮頸がんワクチンを接種した167万人の解析で、ワクチンを接種した人はしない人と比べて子宮頸がんの発症リスクが63%低く、17歳未満で接種した場合は、88%も低くなることがわかっています。
外傷を契機に、原因不明の疼痛が続いたりした事がある人は慎重に判断する必要がありますが、世界の90%以上の国々で接種されていて、その有効性は、今回の論文でも実証されています。最近は接種する人が増えつつあります。