クリニック通信

小児の新型コロナ感染症の特徴

1)新型コロナ患者の中で小児が占める割合は少なく、ほとんどは家族内感染である。
2)学校や保育園におけるクラスターはあるとしても極めて稀と考えられる。
3)つまり保育園などで感染するのではなく、両親などから感染するのがほとんどである。
4)小児では成人と比べて軽症で、死亡例もほとんどない
5)ほとんどの小児コロナ症例は経過観察または対症療法で十分とされる。
6)小児ではウイルスが接着する受容体が成人よりも少ないため、かかりにくいと考えられる。